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8奪三振と完璧投球の山本由伸から先制となる1発放った!大城卓三

5回3安打無失点と好投見せた菅野智之

巨人は3月12日、京セラドーム大阪でオリックスバファローズとのオープン戦を行った。

先発は、4年連続7回目となる開幕投手を務める巨人のエース菅野智之が上がり、5回3安打無失点とオリックス打線を圧倒し、万全の仕上がりを披露した。

豊富な投球パターンで、3回からは一人の走者も許さず、今季の実戦は3試合で10イニング連続無失点とした。

万全なピッチングを披露した菅野智之は「投球の内容としてはレベルが上がってきていると思う。去年とは違った部分を見せられたんじゃないかなと思います」。と全75球で更なる進化を見せた。

完璧投球の山本由伸から1発放った大城卓三

小林誠司と炭谷銀仁朗との巨人正捕手争いを繰り広げる大城卓三は、「8番・捕手」で先発出場し、開幕マスクに王手を掛ける豪快な一発を山本由伸から放った。

両者無得点で迎えた6回に先頭打者として打席に入った大城卓三は、5回まで巨人打線を1安打に抑えていた山本由伸に対し、3ボールから高めの153キロのsストレートを振り抜き、逆方向のレフトスタンド最前列へと豪快な一発を放り込んだ。

5回まで巨人打線を1安打と完璧に抑えていた山本由伸から先制点となる一発を放った大城卓三は「積極的に1、2、3ぐらいの気持ちで思い切り。いい感じで振れている」。と手応えを口にした。

8回にも山本由伸からレフト線へ運ぶ二塁打を放ち、この日は長打2本とバットでアピールした。

昨季まで投手と捕手の組み合わせなども考慮した原監督だが今シーズンは、「総合力で捕手はスターティングメンバーに」と方針を示しており、リードでは菅野智之を無失点の好投に導き、バットでは長打2本と文句なしの結果を残し、先日のソフトバンク戦ではバントでチャンスメイクするなど、小技もできることを証明している大城卓三が開幕マスクに一歩リードしていることは間違いない。

開幕マスクの競争が激化する中、「打てる捕手」から「打って、守って、小技のできる捕手」へと進化を遂げた大城卓三が開幕マスクをしっかりと掴むことができるのか注目だ。

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