自責点0と好投したサンチェス
3月30日にバンテリンドームで行われた中日ドラゴンズとの一戦で、サンチェスが今季初登板し、立ち上がりから安定した投球を見せていたが、3回に味方の守備の乱れもあり、2失点したものの、4安打に抑え、勝敗こそつかなかったが、7回2失点(自責0)と好投した。
自責点0と好投したサンチェスは「粘り強く投げて試合を作ることができたと思う。このピッチングを次回以降も継続していきたい」。と語った。
原監督は「今まで僕が見た中で一番良かったんじゃいないですかね。今年のサンチェスの活躍を非常に見えてきた。きょうは攻めていたので、勇敢に見えた」。と絶賛した。
今季初スタメンで本塁打放った中島宏之
今シーズン初の「6番・一塁」で先発出場を果たした中島宏之が、1点を追いかける4回先頭打者で打席に立ち、大野雄大から逆転された直後に価値ある今季1号ソロホームランを放った。
2回の第1打席は中日ドラゴンズ先発の大野雄大の高めのストレートに空振り三振に倒れるも、4回に先頭で巡ってきた第2打席に中島宏之は大野雄大の初球122キロのツーシームを完璧に捉え、レフトスタンドへ運ぶ同点ソロホームランを放った。
今季初安打が今季1号となった中島宏之は「逆転された直後だったので何とか塁に出ようという気持ちでしたが、最高の結果になってうれしいです」。と喜びの表情を見せた。
価値ある同点弾を放った中島宏之に対し、原監督は「いいところで打って。(この日)スタメン開幕で良かったと思いますね」。と絶賛した。
ここまでウィーラーに一塁スタメンの座を譲っていたが、ここから中島宏之の追い上げが始まりそうな予感だ。
公開日:2021.03.31