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巨人打線を今季最多19安打に導く4安打の固め打ちを披露した!松原聖弥

今季初勝利が完封の菅野智之

4月16日に横浜スタジアムで行われたDeNAベイスターズとの一戦に、今季初勝利を目指す菅野智之がマウンドに上がり、大城卓三の好リードにも引っ張られ、要所を併殺などで締めて得点を許さないピッチングで、9回6安打無失点4奪三振の好投を見せ、今季初勝利を完封で掴んだ。

菅野智之は初回、先頭打者の桑原将志にライト前ヒットを浴びたが、続く牧秀悟を遊ゴロ併殺に仕留め、後続を断つと、4回は1アウトからオースティンにライトフェンス直撃の二塁打を浴びたが、続く佐野恵太、ソトを打ち取り、難を逃れると、7回は佐野恵太、宮崎敏郎にヒットを許し、1アウト1、2塁のピンチを招くも、倉本寿彦を投ゴロ併殺に打ち取り、最大のピンチをしのぎ、9回に佐野恵太に四球を与え、無四球は逃したが、6安打無失点に抑えた。

通算21度目の完封勝利を挙げた菅野智之は日本ハム・金子弌大に並ぶ現役最多タイを記録し、巨人では沢村栄治の20完封を超え、桑田真澄に並ぶ偉業達成となった。

今季初勝利を挙げた菅野智之は「本当にチームの状態も上がってきましたし、チームの5連勝ですかね、自分もそのいい流れに乗ってきょう投げれたので、このまま…調子が悪くなる時もあると思いますけど、そこはお互い助け合って最後まで戦えたらいいなと思います」。と今季最多の19安打を放った打撃陣を労った。

原監督は「そうですね。今日はボールも走っていたしね、本来の…良かったんじゃないですか。(118球という球数は)まぁ、理想的でしょうね」。と評価した。

4安打の固め打ちを披露した松原聖弥

「1番・中堅」で先発出場した松原聖弥が、プロ初の先頭打者ホームランを決めた前日に続き、自身2度目の1試合4安打で巨人打線を今シーズン最多19安打に導き、2試合連続で勝利に貢献した。

初回、2球で2ストライクと追い込まれた松原聖弥だが、そこから持ち味の粘りを発揮し、7球目をしぶとくレフト前へ運び、この試合初安打を放つと、先頭打者で迎えた3回には初球を捉え、センター前ヒットを放ち、岡本和真のタイムリーツーベースヒットを呼び込むと、5回1アウト1塁の場面で、ツーベースヒットを放ち、1アウト2、3塁のチャンスを作り、梶谷隆幸、岡本和真のタイムリーヒットを呼び込み、8回には先頭打者で内野安打を放ち、4安打の固め打ちを記録した。

4安打の固め打ちの松原聖弥が「調子は上がってきていると思います」。と語った通り、8日の阪神タイガース戦から、この試合で8試合連続「1番・中堅」で出場をし続けており、その間は32打数12安打で打率.375、2本塁打と好調を維持している。

2020年10月31日のヤクルトスワローズ戦以来となる1試合4安打で、打率も.298まで上げてきた松原聖弥に対し、「打率も格好ついてきたね」。と絶賛した。

新外国人のテームズや新型コロナウイルスの陽性判定を受けた丸佳浩や若林晃弘らライバルの1軍合流も迫る中、「負けないように、明日も打ちたいです」。と力強く語った松原聖弥が引き続き、どのような活躍を見せるのか注目だ。