リーグ単独トップの4勝目を挙げた横川凱
5月9日にイースタン・リーグの西武ライオンズ戦に、先発登板した横川凱は8回9安打1失点で8三振を奪う好投でリードを守り抜き、リーグ単独トップの4勝目を挙げた。
初回、仲三河優太にヒットを許すも、後続を断つと2、3回と三者凡退と危なげないピッチングを披露した横川凱は、5回にこの試合初めて得点圏に走者を背負い、1アウト2、3塁のピンチを背負うも、山村崇嘉をファールフライ、川野涼多を空振り三振に切ってとり、無失点で切り抜けると、6、7回も走者を背負いながらも、粘りの投球で得点を与えなかったが、8回2アウト1塁の場面で、渡部健人にタイムリーツーベースを許し、1点を失った。
前回登板の5月2日の千葉ロッテマリーンズ戦でも、7回7安打2失点8奪三振と好投を見せた横川凱が、西武ライオンズ戦でも8回9安打8奪三振1失点でリーグ単独トップの4勝目を挙げた。
1軍では菅野智之に続き、坂本勇人も戦線離脱となり、主力陣が続々と離脱しており、投手陣の起用過多で疲労が目立ち始めている。
更に疲労が増す夏場を迎える前に、先発の頭数を増やしておきたい原監督は、キャンプから期待していた横川凱の2試合連続8奪三振の好投に1軍昇格の意欲を見せていることだろう。
2試合連続8奪三振の好投で、リーグ単独トップの4勝の実績を持って、1軍のマウンドで躍動する日も近そうだ。
公開日:2021.05.10