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逆転のピンチを空振り三振で切り抜け今季初ホールドを記録した!大江竜聖

逆転のピンチを空振り三振でムード変えた大江竜聖

5月15日に東京ドームで行われた阪神タイガース戦に、鍵谷陽平に代わり、5番手でマウンドに上がった大江竜聖は、0.1回無安打1奪三振と原監督のワンポイント采配にしっかりと応える投球を披露し、巨人の勝利に大きく貢献した。

2点リードで迎えた9回、中川皓太に代わり、4番手でマウンドに上がった鍵谷陽平が、先頭打者の梅野隆太郎にいきなり二塁打を打たれ、中野拓夢をセンターフライに打ち取るも、陽川尚将、近本光司に連続フォアボールを許し、1アウト満塁のピンチを招き、東京ドームが阪神タイガースの逆転ムードに包まれる中、鍵谷陽平に代わり、5番手でマウンドに上がった大江竜聖が打撃好調の糸原健斗に対し全球スライダーで空振り三振に切って取り、野上亮磨に後を託した。

今シーズン初ホールドを記録した大江竜聖は「とにかく一人、全力で打ち取るという気持ちでマウンドに上がりました。今まで全然活躍できなかったが、今日こういう場面で抑えられてよかった。これからもしっかり抑えたい」。と喜びを噛み締め、次回登板へ意気込んだ。

2点差を守り抜いた投手陣に対し、原監督は「いろいろあったね。サンチェスも、自分の中ではかなり引っ張ったつもりです。リリーフ陣は打たれる前に早めに、という中で(つぎ込んだ)ね」。と振り返った。

原監督の「一人一殺」リレーとワンポイントリリーフで、阪神タイガースに傾いた流れを一蹴し、通算2000試合目の伝統の一戦を勝利で飾り、歴史と伝統を積み重ねた激闘の戦績は巨人の1094勝835敗71分けとなった。

今シーズン初ホールドを記録し、次回登板にも意欲を見せる大江竜聖を原監督は、どのような場面で起用するのか注目だ。

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