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勝負所で一打出ない巨人打線に原監督が1軍再昇格を目論む2軍打率.388の勝負師とは!?

2軍打率.388と1軍再昇格へアピール続ける石川慎吾

5月21日にジャイアンツ球場で行われた楽天イーグルス戦で、「3番・左翼」で先発出場した石川慎吾は、5打数2安打1打点と1試合2発のホームランを放った18日のDeNAベイスターズ戦に続き、勝負所で打点を稼ぎ、1軍再昇格へアピールした。

4回2アウト走者なしの場面で打席に立った石川慎吾は、楽天イーグルス先発の弓削隼人の2球目116キロのカーブを捉え、センター前ヒットを放ち、保科広一のタイムリーヒットを呼び込むと、5回2アウト1、3塁のチャンスの場面で、弓削隼人の3球目138キロのストレートを再びセンター前に弾き返し、今度は自らのバットでタイムリーヒットを放った。

18日のDeNAベイスターズ戦では、1回に石川達也と7回に田中健二朗と共に左腕から価値あるホームランを放ち、1試合2発のホームランを記録した石川慎吾がこの試合も左投手の弓削隼人からタイムリーヒットを含む2本のヒットを放ってみせた。

この活躍に、得点圏まで進めるも後1本が出ない今の巨人打線のカンフル剤として、原監督が石川慎吾の1軍再昇格を目論んでいることだろう。

今シーズン1軍では、7試合に出場し、6打数1安打、打率.167と数字を残せていないが、今の石川慎吾は開幕当初の石川慎吾ではない。

勝負所で集中力を高め、試合の流れを一変させる一打を放つことができる勝負師へと変貌を遂げている。

2軍打率.388と十分に結果を残し、石川慎吾が1軍再昇格へ身を乗り出し、待ち構えている。

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