石川慎吾が3安打4打点1HRの大暴れ
7月9日に行われたイースタン・リーグの日本ハムファイターズ戦に、「3番・右翼」で先発出場した石川慎吾は、5打数3安打4打点1HRと3安打猛打賞を記録する大暴れで、1軍再昇格へアピールした。
4回1アウト2、3塁の場面で打席に立った石川慎吾は、日本ハムファイターズ先発の根本悠楓の初球123キロのスライダーをレフトに弾き返し、タイムリーヒットを放つと、6回2アウト1塁の場面で日本ハムファイターズ3番手・高山優希の5球目135キロのスライダーをライトポール際に運ぶ2ランホームランを放ち、7回1アウト1、2塁のチャンスの場面で日本ハムファイターズ4番手・鈴木遼太郎の2球目141キロのストレートを捉え、センターへのタイムリーツーベースヒットとし、3安打猛打賞を記録した。
日本ハムファイターズを突き放す2ランホームランを放った石川慎吾は「打ったのはスライダーです。(先発戸田が6-0の5回に3失点して)点を取られた後で次の1点がどちらに入るかが大事と思っていましたので、良い追加点になって良かったです」。と振り返った。
石川慎吾は、5月28日のソフトバンクホークス戦から1軍に昇格し、主に代打で13試合に出場し、25打数5安打と結果を残せず、6月30日に直江大輔、広岡大志と入れ替わり、畠世周と共に2軍に降格していた。
しかし、2軍降格後からすぐにし合いに出場し、再度自分のバッティングを調整し、この試合で5打数3安打4打点1HRと3安打猛打賞の大暴れを披露し、原監督も再度1軍へ呼び戻す意欲を示している。
チャンスの場面で、ホームランとタイムリーツーベースヒットと勝負所でしっかりとバットを振り、長打を放つことができるのが石川慎吾の持ち味だ。
この持ち味を1軍でもしっかりと発揮し、チャンスの場面で結果を残し、巨人の起爆剤となってもらいたい。
石川慎吾が1軍再昇格を果たし、持ち味を発揮することができるのか注目だ。
公開日:2021.07.10