ついに2軍合流した吉川尚輝
8月6日、プロ・アマ交流戦の中央大学戦が行われる前の2軍の試合前練習に、左手中指末節骨骨折及び左手中指爪根脱臼で離脱していた吉川尚輝が合流した。
2軍の試合前練習では、左手中指に白いテーピングを巻いた状態で、ノック、ティー打撃、フリー打撃を行い、汗を流し、この試合で実戦復帰する予定だったが、ベンチ入りはしなかった。
6月10日のオリックスバファローズ戦で、山崎福の投球を左手中指に受け、左手中指末節骨骨折及び左手中指爪根脱臼と診断され、1軍から離脱し、その後、右手一本でのティー打撃やスローイングなどから地道なリハビリを始め、7月中旬に患部の固定具が外れてからは順調な回復を見せ、調整のペースを上げ、既にシート打撃や守備もこなしていた。
吉川尚輝の2軍合流に、原監督もリーグ後半戦での1軍復帰を待ち望んでいる。
まずは、リーグ後半戦が始まるまで2軍でしっかりと調整し、吉川尚輝には怪我前に見せた交流戦打率.373の活躍ができるバッティングの状態、試合勘を取り戻し、満を持して1軍へ昇格してもらいたい。
吉川尚輝が1軍の舞台で躍動する姿を巨人ファンは、喉から手が出るほど待ち望んでいる。
公開日:2021.08.07