特大のソロHR放った山下航汰
8月25日に行われたプロ・アマ交流戦の日大戦に出場した山下航汰は、2打数1安打2打点1HRと、特大のソロホームランを放ち、支配下登録へアピールした。
3回1アウト満塁のチャンスの場面で打席に立った山下航汰は、遊ゴロの間に1点をもぎとり、先取点を奪うと、8回先頭打者で打席に立つと、一時勝ち越しとなる特大のソロホームランを放つも、8回から登板した堀岡隼人が9回1アウト2塁のピンチから同点のタイムリー二塁打を浴びて、試合は引き分けた。
特大のソロホームランを放った山下航汰は、自分のバッティングができた結果、ホームランとなったことに満足の表情を浮かべながらも、次の結果を求め、気を引き締めた。
山下航汰は昨年、開幕前に右手首付近の有鈎骨骨折で手術をし、1軍出場は適わず、骨折完治後も右肘を痛め、シーズン終盤までリハビリが続き、今シーズンは支配下選手から育成選手に移行され、背番号「099」で再スタートを切り、支配下登録を勝ち取り、再び1軍の舞台へ立つために、3軍からはい上がってきた。
そして掴んだエキシビションマッチでのアピールの場で、2019年9月11日のDeNAベイスターズ戦以来690日ぶりの1軍対外試合でのヒットを放っていた。
山下航汰のアピールぶりに、原監督も支配下登録へ意欲を示している。
イチロー以来27年ぶりの高卒1年目でのファーム首位打者を獲得し、岡本和真を超える逸材と期待される山下航汰には、引き続き結果を残し、支配下登録を勝ち取り、1軍公式戦の舞台へ舞い戻り、岡本和真を超える逸材と言われる実力を思う存分発揮してもらいたい。
公開日:2021.08.27