3安打4打点1HRと3番で躍動する吉川尚輝
8月31日に長良川球場で行われたヤクルトスワローズ戦に、「3番・遊撃」で先発出場した吉川尚輝は、5打数3安打4打点1HRと、故郷・岐阜で3安打猛打賞を記録し、巨人の勝利に大きく貢献した。
丸佳浩の先頭打者ホームランで先制した初回、1アウト走者なしの場面で打席に立った吉川尚輝は、ヤクルトスワローズ先発の小川泰弘の2球目144キロのストレートをセンターへ弾き返し、4号ソロホームランを放つと、3回2アウト走者なしの場面で、再び小川泰弘の5球目143キロのストレートをレフトへ運び、マルチヒットを記録すると、6回2アウト満塁のチャンスの場面で、ヤクルトスワローズ2番手・坂本光士郎の3球目144キロのストレートをセンターへかっ飛ばし、走者一掃の3点タイムリースリーベースヒットを放ち、猛打賞を記録するも、サイクルヒットまで残り二塁打の王手で迎えた最終打席はレフトフライでに終わり、快挙達成とはならなかった。
故郷・岐阜で3安打猛打賞を記録した吉川尚輝は、お客さんの拍手だったり応援がすごかったので、それを力に変えて思い切って打ちにいったと、ファンの声援を後押しに強気のバッティングができたことが、結果に繋がったと明かした。
故郷凱旋で錦を飾った吉川尚輝に対し、原監督はつなぎもバントも含めてできるので、そういう意味で彼を3番に置いたが、非常にやっぱり居心地がいいのか、思い切りのいいバッティングをしてくれていると、3番打者としての役割を果たす吉川尚輝を絶賛した。
ここ4試合で吉川尚輝は、17打数6安打6打点1HR、打率.352で、8月26日の広島カープ戦から4試合連続安打を記録しており、打撃の状態は間違いなく上向き始めている。
3試合連続3番打者に座る吉川尚輝だが、引き続き結果を残し続け、巨人不動の3番打者として定着することができるのか注目だ。
公開日:2021.09.01