首位攻防戦で2試合連発となる35号3ランHR放った岡本和真
9月5日に阪神甲子園球場で行われた阪神タイガース戦に、「4番・三塁」で先発出場した岡本和真は、4打数1安打3打点1HRと、2試合連発となる35号3ランホームランを放ち、存在感を放った。
3点をリードする5回1アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った岡本和真は、阪神タイガース2番手・藤浪晋太郎の3球目138キロの真ん中低めに入ってきたカットボールを振り抜き、レフトスタンドへ運ぶ35号3ランホームランを放ち、リーグトップを走る本塁打は2位の村上宗隆と4本差、同じくトップの打点は完全に独走状態で94にまで記録を伸ばした。
2試合連続となる一発を放ち、5試合連続安打を記録し、4戦3発と打撃絶好調の岡本和真は、前の打席チャンスで三振だったので、何とかしたかった。いい追加点になったと思いますし、いい感覚で打てましたと、手応え抜群の一発であったことを明かした。
阪神タイガースとの首位攻防戦で2試合連発と自己最多33本塁打から2つ数字を伸ばす35本塁打を放っている岡本和真は、1982年4~5月に原辰徳(現監督)が13カード連続(16本)に並ぶ13カード連続ホームランを記録した。
以前から自分以上の選手だと岡本和真を賞賛している原監督も、今シーズンでの岡本和真自身初の40本塁打達成に大きな期待を寄せている。
中田翔の打撃不振で、不安定な巨人の5番に、得点圏打率.447のベテラン中島宏之が座り、脅威の5番打者となることで、岡本和真を楽に打席に立たせることができる。
ホームラン量産体制に入った岡本和真を脅威の5番打者として、中島宏之がどこまでアシストする活躍ができるか注目だ。
公開日:2021.09.07