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2戦連続3Hでここ3戦打率.636!6連敗中の巨人の起爆剤に1軍昇格期待の坂本勇人の後継者候補とは!?

2試合連続の猛打賞で打撃絶好調の中山礼都

9月11日に行われたイースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズ戦に、「8番・遊撃」で先発出場した中山礼都は、4打数3安打2打点と、2試合連続の猛打賞を記録し、3連敗中だった巨人2軍を勝利に導き、1軍昇格へ大きなアピールをした。

2回1アウト1塁の場面で打席に立った中山礼都は、千葉ロッテマリーンズ先発の佐藤奨真の2球目128キロのカットボールを捉え、レフトへのツーベースヒットを放ち、喜多隆介の先制点となる犠牲フライを呼びこむと、3回2アウト1、2塁のチャンスの場面で、再び佐藤奨真の7球目134キロのストレートをライトへ運び、マルチヒットを記録すると、8回には1アウト1、2塁のチャンスの場面で、千葉ロッテマリーンズ2番手・大嶺祐太の2球目145キロのストレートを弾き返し、2点タイムリーヒットスリーベースヒットを放ち、2試合連続の猛打賞を記録した。

2試合連続の猛打賞を記録した中山礼都は、打撃好調に納得の表情を見せつつも、1軍初昇格へ更なる打撃向上へ意気込んだ。

中山礼都は、2020年ドラフト3位で中京大中京高校から巨人に入団したルーキーで、今シーズンから舞台をプロ野球に移したが、3月30日に左ろっ骨を骨折したと発表され、そこからリハビリを経て、6月29日の千葉ロッテマリーンズ戦から2軍に合流し、7月5日の楽天イーグルス戦で、6回の守備から途中出場した中山礼都は、2点を追いかける9回2アウト2、3塁の場面で打席に立ち、寺岡寛治の2球目139キロのストレートをレフト前にはじき返し、公式戦3試合目、4打席目で待望の初安打を記録し、さらに初打点も記録していた。

怪我から復帰後はヒットを量産し、エキシビションマッチにも帯同し、5日のソフトバンクホークス戦では1軍初安打をマークするなど、存在感を放っていた。

ここ3試合では、11打数7安打2打点、打率.636と打撃絶好調で、ポスト坂本勇人として期待を掛ける原監督も1軍昇格に意欲を示している。

6連敗中と苦戦する1軍へ中山礼都が加わり、流れを変えるハツラツとしたプレーを披露し、巨人の起爆剤として活躍してもらいたい。