4試合連続無失点と好調の鍵谷陽平
9月17日に東京ドームで行われたヤクルトスワローズ戦に、読売ジャイアンツ4番手の古川侑利に代わり、5番手でマウンドに上がった鍵谷陽平は、1回を10球で無安打無失点の好投で、4試合連続無失点を記録し、存在感を放った。
7点を追いかける9回、巨人4番手の古川侑利に代わり、5番手でマウンドに上がった鍵谷陽平は、先頭打者のオスナを3球でセカンドゴロに仕留めると、中村悠平を6球目147キロのストレートでピッチャーゴロに打ち取り、最後は渡邊大樹を初球121キロのスライダーでセンターフライにし、わずか10球でテンポ良く三者凡退に抑え、松原聖弥のソロホームランを呼び込んだ。
わずか10球で好調ヤクルト打線を三者凡退で退けた鍵谷陽平は、試合に敗れ、笑顔はなかったものの、更なる無失点記録継続へ意気込んだ。
この試合も無失点で切り抜けた鍵谷陽平は、9月9日のDeNAベイスターズ戦から4試合連続無失点を記録し、打ち込まれることが目立つ巨人のリリーフ陣の中で、存在感を放ち始めている。
9月12日のDeNAベイスターズ戦では、打撃絶好調で首位打者のオースティンをわずか2球で打ち取る神リリーフを見せるなど、厳しい場面での登板をものともせず、無失点で巨切り抜けている。
その活躍に原監督も信頼を寄せ始めており、リリーフ陣を引っ張るほどの活躍を鍵谷陽平に期待する。
プロ9年目の鍵谷陽平が、ここから一皮むけ、巨人の中継ぎエースと呼ばれるほどの活躍を披露することができるか注目だ。
公開日:2021.09.18