8試合連続安打と打撃好調の坂本勇人
9月18日に東京ドームで行われたヤクルトスワローズ戦に、「3番・遊撃」で先発出場した坂本勇人は、3打数2安打3打点1HR2四球と16号ソロホームランと同点タイムリーツーベースヒットを放ち、巨人に価値ある引き分けをもたらした。
4点を追いかける4回、先頭打者で打席に立った坂本勇人は、ヤクルトスワローズ先発の高橋奎二の2球目134キロのチェンジアップをすくい上げ、レフトスタンド中段まで運ぶ16号ソロホームランを放つと、7回1アウト満塁のチャンスの場面で、ヤクルトスワローズ4番手・大西広樹の初球139キロのカットボールをレフト線に弾き返し、同点の2点タイムリーツーベースヒットを放ち、巨人に価値ある引き分けをもたらした。
16号ソロホームランと起死回生の同点タイムリーツーベースヒットを放った坂本勇人は、つないでくれた大事なチャンスで、ランナーをかえすことができて良かったと起死回生の一打に2塁塁上で右拳を握った。
リーグ後半戦が始まってからは、調子が一進一退の状態が続き、9月に入ってからはスタンスを狭めて楽に構える新フォームに変更するなど、試行錯誤を続けていた坂本勇人。
打撃好調への転機となったのは、11日の試合前練習で原監督からリラックスして構えるように助言を受けたことが大きいようだ。
原監督の指導を受けてからここ5試合で18打数9安打8打点3HR、打率.500と打撃好調に転じている。
坂本勇人が打撃の調子を取り戻し、試合の勝敗を分ける活躍が目立ち始める巨人は、リーグ優勝へシーズン終盤に掛け、もう一波乱起こしてくれそうだ。
公開日:2021.09.19