ここ4戦打率.375で1軍昇格勝ち取った秋広優人
9月26日の阪神タイガース戦での敗戦を受け、27日に新外国人のハイネマンが出場選手登録を抹消され、ドラフト5位ルーキー秋広優人が、28日から1軍登録される見込みとなった。
9月26日に行われたイースタン・リーグのDeNAベイスターズ戦では、4打数2安打とマルチヒットを記録するなど、ここ4試合で16打数6安打4打点、打率.375と結果を残し、打撃好調で1軍昇格へアピールを続けていた。
秋広優人は二松学舎大付高から2020年ドラフト5位で巨人に入団し、プロ野球史上最長身の馬場正平に並ぶ200cmの超大型ルーキーで、高校時代は最速144キロ、通算23本塁打の二刀流としても注目されていた。
その素材の良さにいち早く気づいた原監督は、春季キャンプ途中から1軍に昇格させるなど、高い評価をしていた。
新型コロナの陽性者が出た4月4日に1軍初昇格を果たしたが、出番がないまま6日に抹消され、今回で2度目の1軍昇格となる。
今回の昇格で、高卒野手1年目でのデビューとなれば、球団では2015年の岡本和真、2019年の山下航汰以来の快挙となる。
巨人は直近の阪神3連戦を2敗1分けで終え、26日に自力優勝が消滅し、9月は6勝と波に乗り切れていない。
そんなチーム状況を打破する為、原監督が巨人打線の起爆剤として選んだのが、高卒1年目でフレッシュな秋広優人だだ。
原監督の期待に応える若さを存分に活かした元気ハツラツなプレーを披露し、逆転V3へ向け、秋広優人が巨人打線の起爆剤になれるか注目だ。
公開日:2021.09.28