5回3安打無失点と好投した堀田賢慎
3月16日にバンテリンドームで行われた中日ドラゴンズとのオープン戦に、読売ジャイアンツの先発としてマウンドに上がった堀田賢慎は、5回を76球で、3安打4奪三振1死球と、プロ入り後、最長の5回を無失点で投げきり、原監督に大きなアピールをした。
読売ジャイアンツの先発としてマウンドに上がった堀田賢慎は、直球にカーブを有効的に織り交ぜ、初回を三者凡退で切り抜けると、2回に高橋周平に初ヒットを許すも、後続をしっかりと抑え、3回には京田陽太、松葉貴大を二者連続空振り三振に切って取り、この試合2度目の三者凡退に抑え、4回も木下拓哉に許したヒットのみで危なげなく切り抜け、5回に1アウトから阿部寿樹にデッドボールを与え、京田陽太にヒットを許し、2アウト1、2塁とこの試合初めてのピンチを背負うも、山下斐紹を5球目147キロのストレートで空振り三振に切って取り、ランナーを背負ったピンチの場面でも臆することなく、無失点ピッチングを貫いた。
プロ入り後、最長の5回を無失点で投げ切った堀田賢慎は、5イニング投げることができて自信にしていけると思う、と納得の表情を見せた。最長5回を投げた後の回復具合を自分の中でしっかりと確認しながら次の登板に向けて調整していきたいと次回の登板にも意欲を示した。
プロ入り後、最長の5回を無失点で投げ切り、OP戦3試合計10イニング連続無失点の堀田賢慎に対し、原監督は非常に目立つ存在になっている。先輩たちと肩を並べながら戦い合える一人になったと賞賛し、堀田賢慎の開幕ローテ入りに意欲を示した。
支配下登録を掴んだ堀田賢慎が、更に調子を上げ、開幕ローテ入りを掴むことが出来るか注目だ。
公開日:2022.03.17