ピンチで完璧リリーフ見せた鍬原拓也
4月6日にマツダスタジアムで行われた広島カープ戦に、読売ジャイアンツ3番手でマウンドに上がった鍬原拓也は、1/3回を5球で無安打無失点1奪三振と、6試合連続無失点の好リリーフで、巨人の勝利に貢献した。
1点リードで迎えた8回2アウト2塁のピンチの場面で、読売ジャイアンツ2番手・今村信貴に代わり、3番手でマウンドに上がった鍬原拓也は、マクブルームに対し全5球のうち4球をストレートと強気の投球。5球目141キロのストレートで見逃しの三振を奪い、ピンチを脱すると、グラブを叩き雄たけびを上げた。
原監督は、鍬原拓也に今一番大事な役割を任せるほどの信頼を置いており、一打同点の場面で、この試合も起用。鍬原拓也は見事に見逃し三振という100点満点の投球を披露した。
1点リードの9回に登板し、広島打線を3者凡退に抑え、角三男が持つ1978年の新人最多タイ記録となる7セーブ目をマークしたドラフト1位ルーキーにして巨人の新守護神となった大勢以上に、原監督は鍬原拓也を信頼しているだろう。
未だ開幕からヒットですら1本しか打たれていない鍬原拓也には、このままの勢いで結果を残し続け、巨人の中継ぎエースと呼ばれる存在に上り詰めてもらいたい。
公開日:2022.04.07
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