通算7本目の初回先頭打者アーチ放った丸佳浩
5月13日に東京ドームで行われた中日ドラゴンズ戦に、「1番・中堅」で先発出場した丸佳浩は、2打数1安打1打点1HR2四球と通算7本目の初回先頭打者ホームランを放ち、巨人の勝利に貢献した。
初回、先頭打者で打席に立った丸佳浩は、中日ドラゴンズ先発の大野雄大の2球目141キロのストレートを捉えると、打球はライトスタンドへ飛び込み、12試合ぶりとなる8号ソロホームランでチームに先制点をもたらした。
12日のDeNAベイスターズ戦で、昨年9月4日の阪神タイガース戦以来250日ぶりとなる1番スタメンに入っていた丸佳浩は、この日も2日連続の「1番・中堅」で先発出場。昨年8月31日のヤクルトスワローズ戦で小川泰弘から放って以来、7本目となる初回先頭打者ホームランを放った。
丸佳浩に7本目となる初回先頭打者ホームランを打たれた大野雄大は、前回登板の6日に行われた阪神タイガース戦で10回2死まで完全投球を続け、10回1安打完封勝利。4月28日の阪神タイガース戦の5回から連続無失点を続けてきたが、「14」で止まった。
坂本勇人、吉川尚輝の離脱で、5連敗と苦しんだ巨人打線を盛り上げる一発を放った丸佳浩は、原監督が求める長打が打てる1番打者を体現し、中田翔の闘志に火をつけ、ダメ押しの特大の3号2ランホームランをも呼び込んだ。
長打が打てる1番打者として、丸佳浩が巨人打線に勢いをつけ、連勝街道へ導くことができるのか注目だ。
公開日:2022.05.14