吉川尚輝のサヨナラ打呼ぶ価値ある四球選んだ増田陸
7月6日に東京ドームで行われたヤクルトスワローズ戦に、読売ジャイアンツ先発のメルセデスに代わり、代打で途中出場した増田陸は、2打数無安打1四球。吉川尚輝のサヨナラ打呼ぶ価値ある四球を選び、巨人の勝利に大きく貢献した。
6回、1アウト1塁の場面で、巨人先発のメルセデスに代わり、代打で打席に立った増田陸は、ヤクルトスワローズ2番手・大西広樹の4球目142キロのフォークを打たされ、ショートダブルプレーに倒れる。
代打では結果が出なかったものの、そのまま一塁の守備につき、8回2アウト2塁のチャンスの場面で打席に立つも、ヤクルトスワローズ3番手・清水昇の6球目149キロのストレートを見逃し、三振に倒れた。
2打席に凡退に終わった増田陸だが、10回2アウト2塁のチャンスの場面で、ヤクルトスワローズ5番手・田口麗斗の5球目145キロのストレートを見切り、フォアボールでサヨナラのチャンスを拡大。
続く吉川尚輝が田口麗斗の4球目131キロのスライダーを左中間にサヨナラタイムリーツーベースヒットを放ち、ヤクルスワローズの14カード連続勝ち越しをストップさせた。
中田翔の1軍再昇格により、7月2日の広島カープ戦から1塁スタメンを奪われている増田陸だが、吉川尚輝のサヨナラタイムリーツーベースヒットを呼び込む価値あるフォアボールを緊張感溢れる試合展開の中でしっかりと選んだ。
増田陸には、少なくなってしまったチャンスを再度ものにし、中田翔から1塁スタメンを奪い返す活躍を期待したい。
公開日:2022.07.07