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7試合目の登板で来日初勝利!8月防御率0.00と安定感抜群のイアン・クロール

7試合目の登板で来日初勝利飾ったクロール

8月15日に東京ドームで行われた広島カープ戦に、読売ジャイアンツ3番手・高梨雄平に代わり、4番手でマウンドに上がったイアン・クロールは、1回を14球で1安打無失点1奪三振。6試合連続無失点を記録し、7試合目の登板で来日初勝利を飾った。

8回、読売ジャイアンツ3番手・高梨雄平に代わり、4番手でマウンドに上がったクロールは、先頭打者のマクブルームを5球目125キロのナックルカーブで空振り三振に切って取るも、続く西川龍馬に2球目135キロのカットボールをセンターへ運ばれ、ランナーを背負う展開に。

しかし、セットポジションでも動じることなく、坂倉将吾を7球目148キロのストレートでダブルプレーに打ち取り、9回の大勢に無失点リレーを繋いだ。

クロールは、身長185cm、体重100kgの左投げ左打ちで、メジャーではリリーフとして通算243試合に登板し、今シーズン途中に巨人入りを果たした。

7月20日に初めて出場選手登録され、6日のヤクルトスワローズ戦で来日初セーブを挙げており、7試合目のマウンドで待望の来日初勝利にたどり着いた。

来日初登板となった7月20日のヤクルトスワローズ戦では、1回3失点と不甲斐ない結果に終わり、どうなることかと思われたが、再度調整し、3日の阪神タイガース戦から6試合連続無失点と、8月防御率0.00と安定感抜群のピッチングを続けている。

ヤクルトスワローズのマクガフに並び、セーブ王争いの首位に立つ大勢にセーブシチュエーションで繋ぐ巨人の新8回の男として、クロールには原監督も期待を寄せている。

クロールが、どこまで無失点記録を継続できるか注目だ。

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