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原監督絶賛の全力疾走の三塁打!吉川尚輝の先制適時二塁打呼び込んだアダム・ウォーカー

全力疾走でスリーベースヒット放ったウォーカー

9月17日に東京ドームで行われた阪神タイガース戦に、「7番・左翼」で先発出場したアダム・ウォーカーは、3打数2安打。スリーベースヒットを含むマルチヒットを記録し、巨人の勝利に大きく貢献した。

5回、先頭打者で打席に立ったウォーカーは、阪神タイガース先発の西勇輝の3球目142キロのシュートを捉えると、打球はセンターフェンスに直撃する間に、全力疾走で三塁まで到達し、スリーベースヒットとなった。

ノーアウト三塁のチャンスを作ったウォーカーは、三塁ベースをたたいて笑顔を見せた。その後2アウトとなるも、吉川尚輝の右中間へのタイムリーツーベースヒットで先制の同点のホームを踏んだ。

6回、2アウト走者なしの場面では、再び西勇輝の5球目142キロのストレートをレフトへ運び、マルチヒットを記録した。

全力疾走でスリーベースヒットを放ったウォーカーは、9月に入り、36打数14安打8打点4HR3四球、打率.389と打撃絶好調を維持しており、打撃五冠を視野に入れる村上宗隆の9月の成績/44打数13安打12打点6HR9四球、打率.295と比較しても引けを取らない数字となっている。

練習熱心で日本で成功したいという思いが強いウォーカーの打撃はまだまだ伸びしろたっぷりで、さらにもう1ランク、2ランク上を目指せ、打率3割、30本塁打は打てる可能性が十分あり、来シーズンは村上宗隆のライバルになり得る存在感を放っている。

残りわずかの試合でウォーカーが来シーズン村上宗隆化する為に、どれだけ結果を残せるか注目だ。

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