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メジャー戦力外の有原航平を巨人が是が非でも獲得したい理由とは!?

今オフの去就が注目される有原航平

日本時間9月11日のブルージェイズ戦に先発したレンジャーズの有原航平は、3回を投げ、12安打5四球11失点でマウンドを降り、翌日にはメジャー40人枠を外れ、事実上の戦力外通告となった。

ウェーバーにかけられたが、獲得に名乗りをあげるメジャー球団はなく、マイナー降格となった有原航平は、レンジャーズ傘下3Aラウンドロックで、降格してから初めて登板した。

敵地でのタコマ戦に先発し、2回を3安打1失点、1奪三振1四球で、37球で交代し、チームは7-6で勝利したが、有原航平に勝敗などは付かなかった。

メジャー2年目の有原航平の今シーズンは、開幕を3Aでスタートし、8月16日に今季初昇格し、メジャーでは5試合に登板、4試合に先発し、1勝3敗、防御率9.45。3Aではここまで19試合に登板し、3勝6敗、防御率4.86となっている。

今シーズン結果を残せていない有原航平の来シーズンの現実的な選択肢としては、このままマイナーでプレーを続けるか、日本球界に復帰するかの2つだろう。

そんな有原航平に興味を示し、獲得調査を進めているとされるのが、巨人だ。

今シーズン、「育成と発掘」を掲げて臨んだものの、主力が高齢化して過渡期を迎えたチームの世代交代が思うように進まなかった。

さらに、エース菅野智之に衰えが見え、戸郷翔征に続く安定した先発投手が出てきておらず、リーグワーストのチーム防御率の投手陣の改善は急務となっている。

覇権奪回が至上命題となる来シーズンへ向け、投手陣改善の一手として、日本では通算6年間で60勝を挙げ、新人王や最多勝のタイトルを獲得するなど実績十分な有原航平に白羽の矢が立った。

メジャーでは本来の力を発揮できなかった有原航平だが、日本球界に復帰し、再度輝きを取り戻してもらいたい。

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