4打席全出塁の増田大輝
3月7日、教育リーグの日本ハムファイターズ戦に、「9番・中堅」で先発出場した増田大輝は、2打数2安打2四球1打点。4打席全てで出塁し、開幕1軍へアピールした。
2回2アウト1、3塁のチャンスの場面で打席に立った増田大輝は、レフト前タイムリーヒットを放つと、4回はフォアボールで出塁し、7回にはセンター前ヒットでマルチヒットを記録。最後は、9回に再びフォアボールで出塁し、二塁へ盗塁も決めた。
2022年シーズン、7つのポジションを守ったユーティリティプレイヤーの増田大輝が、4打席全てで出塁し、ウォーカーに続き、1軍にすぐ呼ばれてもいいように準備を整えている。
増田大輝が2022年シーズンに守ったポジションは、ファースト 2試合 2イニング、セカンド 3試合 6イニング、サード 5試合 10イニング、ショート 6試合 20と2/3イニング、レフト 20試合 38と1/3イニング、センター 18試合 27イニング、ライト 1試合 1イニングだ。
7つのポジションを守った増田大輝の存在が、巨人の勝利に必要不可欠であることを忘れてははいけない。
原監督の構想の中でも増田大輝の名前は必ず入ってきているはずだ。
増田大輝にはユーティリティプレイヤーに留まらず、オコエ瑠偉などの台頭で1軍メンバーのポジション争いが激化しているが、そこに割って入る存在になってもらいたい。
公開日:2023.03.08