山岡泰輔から特大の1号ソロ放った中山礼都
3月11日、京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズとのオープン戦に、5回からの三塁守備で途中出場した中山礼都は、1打数1安打1打点1HR。特大の1号ソロホームランを放ち、開幕1軍へアピールした。
8回、2アウト走者なしの場面で打席に立った中山礼都は、オリックスバファローズ2番手・山岡泰輔の3球目144km内角低めのストレートを思い切り引っ張り、ライトスタンド5階席前方の壁に直撃する特大の1号ソロホームランを放った。
昨シーズン、1軍デビューを果たし、坂本勇人の後継者として50試合に出場した中山礼都。だが、ドラフト4位ルーキー門脇誠の台頭により、その地位が危ぶまれる中、オリックス・バファローズの開幕投手候補である山岡泰輔から特大のホームランを放ち、原監督に打撃の成長ぶりをアピールした。
中京大中京の同期で中日ドラゴンズの高橋宏斗がWBC韓国戦で好投した姿も、中山礼都にとって大きな刺激になっており、自身も主戦場での活躍をと気持ちを高めている。
門脇誠というライバル出現に、高橋宏斗のWBCでの活躍を力に変え、中山礼都が坂本勇人の後継者として、今シーズン大ブレイクを果たすことができるのか注目だ。
公開日:2023.03.12