ロペスがオープン戦初セーブをマーク
3月22日、東京ドームで行われた阪神タイガースとのオープン戦に、読売ジャイアンツ5番手・大江竜聖に代わり、6番手としてマウンドに上がったヨアン・ロペスは、1回を13球で1安打無失点1奪三振。5試合連続無失点を記録し、巨人8回の男へ大きく前進した。
9回、読売ジャイアンツ5番手・大江竜聖に代わり、6番手としてマウンドに上がったロペスは、先頭打者の大山悠輔に4球目149kmストレートでサードへの内野安打を許し、ノーアウトのランナーを背負う。しかし、続く佐藤輝明を3球目144kmスプリットでピッチャーゴロに打ち取り、ダブルプレーを完成させ、あっさり2アウト走者なしに。最後は森下翔太を6球目154kmストレートで見逃し三振に切って取り、オープン戦初セーブを記録した。
ロペスは、2月23日のヤクルトスワローズ戦で自責点は付かなかったものの、2失点を記録。オープン戦を不安定な形でスタートさせるも、その後は5試合連続無失点を記録する安定感あるピッチングを披露。原監督からWBCで侍ジャパンとして世界一に輝いた巨人の守護神・大勢に繋ぐ8回の男として、期待を寄せられた。
中継ぎ陣の不安があった巨人で、8回ロペス、9回大勢の勝利の方程式が完成すれば、大きな戦力となるだろう。
シーズン開幕後もロペスが原監督の期待に応える投球を継続し、8回の男としてどっしり構えられるか注目だ。
公開日:2023.03.23