田中千晴が巨人8回の男に名乗り
4月19日、さがみどりの森球場で行われたDeNAベイスターズ戦に、読売ジャイアンツ先発の山崎伊織に代わり、2番手でマウンドに上がった田中千晴は、1回を12球で無安打無失点。3試合連続無失点を記録し、巨人勝利の方程式入りへアピールした。
8回、読売ジャイアンツ先発の山崎伊織に代わり、2番手でマウンドに上がった田中千晴。まず先頭打者の林琢真を2球目137kmフォークでライトフライ、続く楠本泰史を7球目136kmフォークでセカンドゴロ。最後は佐野恵太を3球目146kmストレートでショートゴロと三者凡退に抑えた。
原監督に期待され、勝ちパターンで初起用された田中千晴は、ベイスターズ打線を1回無安打無失点に抑えるパーフェクトピッチングを披露。期待と共に不安を胸に8回のマウンドに送り出した原監督の不安を払拭させる堂々とした内容だった。
これで1軍昇格後3試合、計4イニング連続無失点を記録した田中千晴を原監督も絶賛し、8回の男としての起用継続に意欲を示した。
開幕当初、8回の男として期待されたロペスに、高梨雄平が2軍調整中の巨人。好投を続ける田中千晴と直江大輔を勝利の方程式に置く構想を原監督が練っている。
ここからさらなる好投を披露し、田中千晴と直江大輔が巨人勝利の方程式を確立できるか注目だ。
公開日:2023.04.21