大城卓三が3号2ランホームラン
4月23日、神宮球場で行われたヤクルトスワローズ戦に、「6番・捕手」で先発出場した大城卓三は、4打数3安打2打点1HR。3号2ランホームランを放つなど、スリーベースヒットが出れば、サイクルヒットの活躍を披露し、巨人の勝利に大きく貢献した。
2回、1アウト走者なしの場面で打席に立った大城卓三は、ヤクルトスワローズ先発の吉村貢司郎の3球目カーブを捉え、センターへツーベースヒットを放ち、チャンスを演出。秋広優人のタイムリーヒットを呼び込んだ。
さらに、4回2アウト1塁の場面で、再び吉村貢司郎の3球目真ん中付近に来たフォークを完璧に捉えると、打球は右中間スタンドの中段に飛び込む3号2ランホームランとなった。
最後は6回、先頭打者で打席に立つと、ヤクルトスワローズ2番手・山本大貴の初球ツーシームをレフトへ運び、3安打猛打賞を記録した。スリーベースヒットが出れば、サイクルヒットとなる4打席目は空振り三振に倒れ、サイクルヒット達成とはならなかった。
大城卓三のホームランは、15日の中日ドラゴンズ戦で先発の高橋宏斗から放って以来6試合ぶりとなる今シーズン3号2ランホームラン。前日22日のヤクルトスワローズ戦でも決勝のタイムリーツーベースヒットを放った大城卓三は、2試合連続タイムリーを記録した。
不振に喘ぐ坂本勇人、丸佳浩に代わってチームを引っ張る存在として、巨人の扇の要である大城卓三が存在感を放っている。
公開日:2023.04.24