吉川尚輝が勝ち越しタイムリーヒット
5月25日、東京ドームで行われたDeNAベイスターズ戦に、「1番・二塁」で先発出場した吉川尚輝は、4打数1安打1打点。勝ち越しのタイムリーヒットを放ち、5月打率.346と打撃好調を維持し、巨人の勝利に貢献した。
6回、2アウト2塁のチャンスの場面。打席に立った吉川尚輝は、DeNAベイスターズ先発の東克樹の2球目145km高めのストレートをセンターへ弾き返し、勝ち越しタイムリーヒットを放った。
3打席目までノーヒットに抑えられていた東克樹から何とか一打をと打席に入った吉川尚輝。勝ち越しタイムリーヒットという最高の形で結果を残し、田中千晴のプロ初勝利を呼び込んだ。
吉川尚輝は17日のヤクルトスワローズ戦でデッドボールを受けた影響で欠場するなど心配されたが、24日にスタメン復帰。2試合連続でヒット記録し、5月打率.346と打撃好調を維持している。
今シーズン、序盤から吉川尚輝は思うように成績が残せず、スタメンを後輩に譲ることもあった。その中で向上を図り、何とか調子を上向かせようと練習を重ねてきた結果がようやく形になってきた。
坂本勇人、丸佳浩が打撃復調で勢いづき始めている巨人打線で、吉川尚輝が完全復活すれば、更なる巨人打線の起爆剤となりそうだ。
公開日:2023.05.26