石川慎吾が3号ソロHR含む3安打猛打賞
6月15日、ヤクルト戸田球場で行われたイースタン・リーグのヤクルトスワローズ戦に、「5番・右翼」で先発出場した石川慎吾は、4打数3安打2打点1HR1四球。3号ソロホームランを放つなど、今シーズン2度目の3安打猛打賞を記録。打率.356と打撃好調で、1軍昇格へアピールした。
3回、先頭打者で打席に立った石川慎吾は、ヤクルトスワローズ先発の梅野雄吾の2球目143kmストレートをバックスクリーンへかっ飛ばす3号ソロホームランを放った。
さらに、5回1アウト走者なしの場面で、石川慎吾はヤクルトスワローズ3番手・金久保優斗の2球目ストレートをセンターへポトリと落ちるポテンヒットを放ち、マルチヒットを記録。
最後は、9回1アウト2塁のチャンスの場面で、石川慎吾はヤクルトスワローズ4番手・市川悠太の4球目128kmスライダーをセンターへ運ぶタイムリーツーベースヒットを放ち、この試合2本目の長打で今シーズン2度目の3安打猛打賞を記録した。
持ち前の勝負強さで、石川慎吾は9回にダメ押しのタイムリーツーベースヒットを放ち、巨人を勝利に導いた。
石川慎吾は2軍調整を続けていたが、3月22日の阪神タイガースとのオープン戦で今シーズン初めて1軍に合流。しかし、オープン戦では2打数ノーヒットに終わり、開幕1軍を逃していた。
イースタン・リーグではコンスタントにヒットを放ち、ここ最近では3試合連続ヒット中で、打率.356と打撃好調を維持している。
坂本勇人に丸佳浩が打撃復調で、5連勝と波に乗り、セ・パ交流戦優勝も見えてきた巨人。ここにチャンスメーカーであり、自分でチャンスをものにすることもできる石川慎吾が起爆剤として加わることができれば、更なる相乗効果を生むはずだ。
石川慎吾が1軍昇格を果たし、巨人打線の起爆剤として躍動できるか注目だ。
公開日:2023.06.16