北村拓己が適時打含むマルチヒットで1軍再昇格へアピール
6月21日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズ戦に、「6番・遊撃」で先発出場した北村拓己は、4打数2安打1打点。追撃のタイムリーヒットを放つなどマルチヒット、3試合連続安打を記録。直近5戦打率.438と打撃好調で、1軍再昇格へアピールした。
2点を追う4回、1アウト3塁のチャンスの場面で打席に立った北村拓己は、千葉ロッテマリーンズ先発の本前郁也の4球目134kmカットボールをライトへ運ぶ追撃のタイムリーヒットを放った。
さらに、9回先頭打者で打席に立つと、北村拓己は千葉ロッテマリーンズ4番手・八木彬の2球目140kmストレートをセンターへ弾き返し、マルチヒットを記録。
北村拓己は5月28日に今シーズン1軍初昇格を果たし、31日の千葉ロッテマリーンズ戦で「8番・二塁」でスタメン出場するも、チャンスで2打席連続凡退し、途中交代となっていた。その後は6月3日の日本ハムファイターズ戦に代打で登場するも、空振り三振に倒れていた。
少ないチャンスをものにできなかった北村拓己は、6月4日にドラフト2位ルーキーの萩尾匡也と共に登録を抹消され、代わって若林晃弘と松原聖弥が1軍昇格となっていた。
タイムリーヒット含むマルチヒットを記録した北村拓己は、3試合連続安打を記録し、直近5試合で16打数7安打2打点3四球、打率.438と打撃好調で、1軍再昇格へアピールした。
ポスト坂本勇人候補の一人として期待される北村拓己には、2軍で再度結果を残し、早期1軍再昇格を果たしてもらいたい。そして、中山礼都、門脇誠に負けじと1軍でしっかり結果を残す活躍を期待したい。
公開日:2023.06.22