直江大輔が2回1K完全投球で3試合連続無失点
6月25日、カーミニークで行われたイースタン・リーグの西武ライオンズ戦に、読売ジャイアンツ3番手・高橋優貴に代わり、4番手でマウンドに上がった直江大輔は、2回を24球で無安打無失点1奪三振。2回完全投球の完璧なピッチングで、3試合連続無失点を記録し、1軍再昇格へアピールした。
7回、読売ジャイアンツ3番手・高橋優貴に代わり、4番手でマウンドに上がった直江大輔は、先頭打者の山村崇嘉を5球目150kmストレートでレフトフライ、続く牧野翔矢は4球目148kmストレートを見逃し三振、最後は西川愛也を5球目132kmスライダーでショートライナーとし、三者凡退。
8回も続投した直江大輔は、児玉亮涼を2球目147kmストレートでライトフライ、続く愛斗を6球目133kmスライダーでセンターフライ、最後は高木渉を2球目131kmスライダーをセカンドライナーに打ち取り、2イニング連続三者凡退に抑えるパーフェクトピッチングを披露した。
今シーズン1軍では16試合に登板し、一時は勝ちパターンを任されたが、防御率3.86と次第に調子を落とし、5月14日に1軍登録を抹消されていた。ファームでは疲労で崩れたフォームを久保投手コーチと修正し、本来のストレートの勢いを取り戻しつつあり、2試合連続2イニング無失点、3試合連続無失点を記録し、勝ちパターン復活へ向け、順調に調整を進めている。
不安が残る巨人中継ぎ陣の一角として直江大輔が1軍復帰を果せば、疲労回復の為、東北遠征メンバーから外れる大勢の代役守護神としても期待がかかる。
直江大輔が1軍復帰を果たし、巨人勝ちパターンで完全復活を果たすことができるか注目だ。
公開日:2023.06.27