秋広優人の8号2ランHRは、大谷翔平級のビックフライ
7月17日、神宮球場で行われたヤクルトスワローズ戦に、「3番・右翼」で先発出場した秋広優人は、6打数2安打2打点1HR。追撃の8号2ランホームランを放ち、プロ初の2試合連続ホームランを記録。ヤクルトの右翼・サンタナが打球を見失うほど高く上がった大谷翔平級のビックフライを放ち、存在感を放った。
3回、1アウト1塁の場面で打席に立った秋広優人は、ヤクルトスワローズ先発の市川悠太の初球内角高めのストレートを長い腕をたたみながら見事に仕留める。打球はヤクルトの右翼・サンタナが打球を見失うほど、薄暮の空に高々と舞い上がり、ライトポール際に着弾する8号2ランホームランとなった。
自身も見失うほどの大谷翔平級のビックフライを放った秋広優人は、前日16日のヤクルトスワローズ戦でもヤクルトの先発・高橋奎二から右中間の一番深いところへ先制第7号ソロアーチ。2試合連続で大谷翔平級のホームランを放ち、プロ初の2試合連続ホームランを記録した。
秋広優人は、4月17日に1軍に合流すると、4月打率.421と結果を残し、5月25日のDeNAベイスターズ戦から3番に大抜擢。そこから1試合を除く39試合で中軸を担い続けている。
ここまで64試合に出場し、225打数67安打7本塁打23打点、打率.298の好成績をマーク。現在243打席とわずかに規定打席に届いていないが、打率はセ・リーグ3位相当の数字を残しており、首位打者争いに食い込む可能性も秘めている。
リーグ前半戦を素晴らしい数字を残し、巨人の中軸として躍動した秋広優人には、リーグ後半戦も大谷翔平級のホームランを連発する活躍を期待したい。
公開日:2023.07.19