山田龍聖が2者連続見逃し三振で1回完全投球
7月18日、富山市民球場アルペンスタジアムで行われたフレッシュオールスターに、イースタン選抜7番手・林優樹に代わり、8番手でマウンドに上がった山田龍聖は、1回を13球で無安打無失点2奪三振。1回完全投球を披露し、リーグ後半戦での1軍デビューへ弾みをつけた。
8回、イースタン選抜7番手・林優樹に代わり、8番手でマウンドに上がった山田龍聖は、先頭打者の福永奨を2球目144kmストレートでセカンドフライ、続く内田湘大を5球目126kmチェンジアップで見逃し三振。最後は二俣翔一も6球目124kmチェンジアップで見逃し三振に切って取り、2者連続見逃し三振を記録。
高岡商時代にプレー経験がある球場で、4年ぶりに凱旋登板を飾った山田龍聖。家族や友人らが観戦する前で、1回三者凡退の完全投球と完璧な投球を披露した。
山田龍聖は、高岡商からJR東日本を経て2021年ドラフト2位で巨人に入団した左腕だ。即戦力と期待されたが、故障の影響もあって1軍デビューはまだなく、同期のドラフト1位・大勢らに遅れをとっていた。今シーズンは、イースタン・リーグで2度の先発を含む18試合に登板。3勝0敗、防御率2.48の成績を残しており、リーグ後半戦での1軍デビューに期待がかかっている。
フレッシュオールスターでの1回完全投球の好投と、凱旋登板で受けた1万2000人を超える観客からのこの試合1番の声援を力に変え、リーグ後半戦での1軍デビューを果たし、同期の大勢に負けない活躍を披露してもらいたい。
公開日:2023.07.21