浅野翔吾が同点の5号ソロホームラン
7月30日、戸田球場で行われたイースタン・リーグのヤクルトスワローズ戦に、「1番・中堅」で先発出場した浅野翔吾は、5打数2安打1打点1HR1盗塁1四球。同点の5号ソロホームランを放ち、4試合連続安打を記録。1軍再昇格へアピールした。
3回、先頭打者で打席に立った浅野将吾は、ヤクルトスワローズ先発の竹山日向の5球目139km真ん中高めのストレートを捉え、レフトスタンドに運ぶ同点の5号ソロホームランを放った。浅野将吾の反撃の一発で波に乗った巨人打線は、北村拓己が勝ち越しの3号2ランホームランを放ち、この回一挙6点を奪う猛攻を見せた。
さらに7回、再び先頭打者で打席に立つと、浅野将吾はヤクルトスワローズ4番手・嘉手苅浩太の2球目136kmストレートを弾き返すと、打球はイレギュラーし、レフトへのヒットとなった。
浅野翔吾は、7月7日のDeNAベイスターズで1軍初昇格。そこから約2週間の1軍生活を過ごし、代打や代走で3試合に出場したが、3打数無安打3三振とプロ初ヒットは生まれず、21日に出場選手登録を抹消されていた。
1軍再昇格へ新たに意気込みを示した浅野翔吾は、7月初めに下半身でリズムを取って、下半身で打つことを意識するようにと、坂本勇人からもらった助言を元にトレーニング。28日のヤクルトスワローズ戦では2軍降格後初のマルチヒットを三塁打と二塁打1本ずつの長打2本を放ち、この試合で2軍合流後初アーチを放って見せた。
坂本勇人の助言で打撃覚醒の予感漂う浅野翔吾が1軍再昇格を果たし、1軍での初ヒットを早く見せてもらいたい。
公開日:2023.08.01