湯浅大が2点適時打を放つなど3打点の活躍
9月20日、ジャイアンツ球場で行なわれたイースタン・リーグの楽天イーグルス戦に、「9番・遊撃」で先発出場した湯浅大は、3打数2安打3打点1盗塁。2点タイムリーヒットを放つなど3打点の活躍で、2試合連続マルチヒットを記録し、1軍昇格へアピールした。
初回、2アウト満塁のチャンスの場面で打席に立った湯浅大は、楽天イーグルス先発の瀧中瞭太の5球目136kmカットボールをセンターへ弾き返す2点タイムリーヒットを放った。
さらに、4回1アウト走者なしの場面で、湯浅大は再び瀧中瞭太の3球目136kmストレートをレフトへ運ぶヒットを放ち、2試合連続マルチヒットを記録した。
湯浅大は6月28日のプロアマ交流戦、ENEOS戦の4回の守備で、セカンドに送球されたボールを捕球し、走者にタッチした際に左母指を痛め、検査の結果、「左母指尺側側副靭帯損傷」と診断され、手術を行い、7月からリハビリ生活を送っていた。
ケガもあり、今シーズンは未だ1軍昇格がない湯浅大だが、この試合で2点タイムリーヒットを放つなど3打点の活躍を披露し、2試合連続マルチヒットを記録するなど打撃でアピールし、シーズン終盤にして今シーズン初の1軍昇格へ大きく前進している。
1軍では中山礼都や門脇誠の台頭により、坂本勇人がサードへコンバートされるなど、巨人ショートスタメン争いが激化している。
湯浅大には1軍昇格を果たし、中山礼都や門脇誠に負けじと結果を残し、坂本勇人の後釜としてしっかりと存在感を放ってもらいたい。
公開日:2023.09.21