佐々木俊輔が打率.400で巨人開幕スタメン濃厚
3月24日、東京ドームで行われた楽天イーグルス戦に、「1番・中堅」で先発出場した佐々木俊輔は、4打数1安打。規定打席に「1」だけ及ばずも、打率.400でオープン戦を締めくくり、巨人開幕スタメン濃厚となった。
初回、先頭打者で打席に立った佐々木俊輔は、楽天イーグルス先発の内星龍の5球目139kmスプリットを叩きつけ、投手の前への高いバウンドの打球となり、俊足を生かして一塁へ駆け抜けるも、際どいタイミングの判定は最初はアウトとなったが、阿部監督のリクエストによりセーフとなり、内野安打を記録した。
オープン戦は全16試合に出場した佐々木俊輔は、45打数18安打、打率.400。オープン戦の首位打者は、同じルーキーのDeNA・度会隆輝が打率.434で獲得したが、佐々木俊輔も自身の力を十分示した。
佐々木俊輔があと1打席立っていれば、巨人の新人では1998年の高橋由伸以来となるオープン戦規定打席到達だった。
この試合のメンバーが開幕戦に一番近い形と阿部監督が語り、3試合連続で「1番・中堅」でスタメン出場した佐々木俊輔が、チームの野手では2001年の阿部慎之助捕手以来となるルーキーの開幕スタメンが濃厚となった。
オープン戦打率.400の佐々木俊輔が開幕後も調子を継続し、巨人のスタートダッシュを牽引することができるか注目だ。
公開日:2024.03.26