中山礼都が同点ソロHR放つなど3安打猛打賞で打率.333
5月11日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグのDeNAベイスターズ戦に、「8番・遊撃」で先発出場した中山礼都は、5打数3安打1打点1HR。同点となる1号ソロホームランを放つなど3安打猛打賞を記録。打率.333と打撃好調で1軍再昇格へアピールした。
2回、1アウト走者なしの場面で打席に立った中山礼都は、DeNAベイスターズ先発のジャクソンの7球目152kmストレートをライトライン際へかっ飛ばし、ツーベースヒットを放った。
さらに、3回2アウト走者なしの場面で、中山礼都は再びジャクソンの4球目137kmチェンジアップをライトスタンドへ運ぶ同点となる1号ソロホームランを放ち、マルチヒットを記録した。
最後は、4回1アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立つと、中山礼都はDeNAベイスターズ3番手・高田琢登の初球142kmストレートを叩きつける打球で内野安打とし、3安打猛打賞を記録した。
今シーズンは開幕2軍スタートとなった中山礼都だが、4月9日のヤクルトスワローズ戦から1軍昇格を果たし、6日の中日ドラゴンズ戦では「8番・三塁」で先発出場したが、2打数ノーヒットに倒れ、1軍では9試合に出場し、打率.091、0本塁打、0打点と結果を残せず、7日のヤクルトスワローズ戦から2軍に合流していた。
1軍で悔しい思いをした中山礼都がその悔しさを晴らす活躍で、打撃の調子を取り戻し、1軍再昇格へ準備を着実に進めている。
中山礼都には早期1軍復帰を果たし、坂本勇人の後釜である門脇誠と巨人遊撃スタメン争いを繰り広げる活躍を披露してもらいたい。
公開日:2024.05.12