2試合先発して防御率0.77のサンチェス
開幕9試合が終わり、ここまで2勝している投手はセ・パそれぞれ2人ずつ。
セ・リーグが大瀬良大地(カープ)、エンジェル・サンチェス(巨人)。パ・リーグが則本昂大(楽天)、ハーマン(ロッテ)だ。
そのなかでも防御率0.77と抜群の安定感を見せたのが巨人のエンジェル・サンチェスだ。
ドミニカ出身の31歳。3年前、メジャーリーグデビューをしたものの、目立った成績を上げられずに韓国に渡っている。
エンジェル・サンチェスは、その韓国リーグで昨年は17勝5敗。なかでも165イニング投げて被本塁打が2本という記録には驚きだ。
巨人とは2年契約、年棒3億4000万円という投手陣では菅野に次ぐ高年棒。球団の期待の大きさが表れている。
まだ2試合しか投げていないとはいえ、この調子でいけば昨年15勝をあげてメジャーリーグに挑戦した山口俊の抜けた穴は充分に埋めてくれそうで、セ・リーグ連覇への大きな力になることは間違いない。
公開日:2020.06.30