「助っ人外国人がスタメンにいなくても勝てるんです」をやってのけた巨人
巨人が20日の対阪神戦で快勝。東京ドームに戻ってきて調子を取り戻してきた。
戸郷翔征のピッチングが良かったことは当然大きな勝因だが、別の視点で注目したいのはレフト&ライトのスタメンだ。
巨人の主力外野手は、センターの丸佳浩は不動として、残る2枠をパーラ、亀井善行、陽岱鋼、そして途中から移籍してきたウィーラーの4人でほぼ回してきた。
しかし、昨日は重信慎之介と松原聖弥。この2人が同時にスタメン起用されたのは初めてのことだ。シーズン前に誰がこんなスタメンを予想できただろう。
重信慎之介は今シーズン6度目のスタメン起用。松原聖弥は3度目。
ちなみにスタメン9人全員が日本人だったのは今シーズン初めてだった。助っ人外国人がいなくても勝てる。現状、こんなチームは巨人だけだろう。
昨日は2対0で勝利したわけだが、その2点のホームを踏んだのは重信慎之介と松原聖弥だ。
1&2番で起用された2人がしっかりと出塁したことが得点につながった。
長打を求める試合でのオーダー、足でかき回したい試合でのオーダー、自由自在。恐るべし巨人外野陣の層の厚さだ。
公開日:2020.08.21