日本シリーズへ向けて、4試合目と5試合目の先発投手を見出す段階に来ている
優勝へ向けて、産みの苦しみのように見えるが、今週末にある本拠地・東京ドームでの胴上げに調整してきたとも思えるような戦いが続いている。
18日のDeNA戦は7回に大逆転をされての敗戦となったが、畠世周が日本シリーズに向けての先発陣の1人として目途が立った試合だったとも言えるだろう。昨年7月には右ひじの手術を受けて復帰してきた苦労人だ。
6回までは2安打0封で完璧なピッチング。
疲れの出てくる7回につかまったように見えるが、ロペス→ソトという強力な外国人打者に2安打を打たれて迎えた柴田竜拓の打球はセカンドへ。吉川尚輝がファンブルしなければ最低でもワンアウト、うまくいけばゲッツーが取れていた当たりだっただけに、畠世周は責められないところがある。日本シリーズでは6回が終わったらスパッと代えてあげるのも手だ。
事実、畠世周は1軍復帰した9月20日から週一の先発ローテーションを守り5試合の先発機会で3勝-負けなし。この5試合での防御率は1.24と素晴らしい数字を残している。
実際に試合を見ていない人にとっては、柴田竜拓の記録はヒットとなっていて、いかにも打ち込まれたようなイメージを持つかもしれないが、実際はそういうわけでもなかったことをお伝えしておきたい。
公開日:2020.10.19