2試合連続7回1失点の好投でも、結果は前回と大きな違い!
今村信貴が4/4のヤクルト戦で7回を被安打6本の1失点と好投し、今季初勝利をあげた。
実は前回3/28のDeNA戦の登板も全く同じ7回を被安打6本の1失点と好投したのだが、打線の後押しがなく勝ちが付かなかったのだ。
ヒーローインタビューで「今日は打線が逆転してくれると信じていました」と語ったが、「今日は」の「は」の発音を強めにしていたのが印象的で、前回の登板で援護のなかった打線にチクリとアピールしていたのが印象に残った。
良いピッチングが出来ても勝ちが付くかつかないかは打線による。
1失点でも味方が得点ゼロなら敗戦投手になるし、5失点しても6点取ってくれれば勝ち投手になれるのが野球だ。
丸佳浩、ウィーラー、亀井善行などコロナで打の主力を欠いた巨人。
それでも勝利を引き込む好投をした今村信貴に、巨人に長くいなかった「1年間ローテーションを守れる左腕」の誕生を見た気がした試合だった。
公開日:2021.04.05