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【巨人】勝利に徹する采配? 非情采配? プロ野球ファンとしてワンランク上の見方が出来た8/15の中日戦。

もし、あなたが監督だったら勝ち投手目前の戸郷翔征を替えられたか?

「勝利に徹する采配」と「非情采配」。

言葉のニュアンスは異なるが、実際に行う行為としては非常に近しいことになるということが分かった8/15の中日戦だった。

戸郷翔征は4回までパーフェクトピッチング。しかし5回に崩れて2点取られたところで交代。

まだ状況は4-2で巨人が勝っている状態だった。あと2つのアウト取れば勝利投手の権利が戸郷翔征に入り、高橋優貴にならぶリーグトップタイの9勝目となるにもかかわらずだ。

見ようによっては「非情采配」だ。

しかし、「勝利に徹する采配」を原辰徳監督は繰り出して勝った。2番手で投げさせた今村信貴が必ず押さえるという保証など無いにもかかわらず。

結果的に勝ったのだから「ピッチャーを替えて正解」という評価となっているが、これはあくまで結果論。

最高の結果論は「戸郷翔征を続投させて勝つ」だったかもしれない。

絶対的に正しい采配などないことは重々承知。

それでも、もしあなたが原辰徳監督の立場だったら投手交代を決断できただろうか?

プロ野球の見方は色々ある。

どう見たって間違いなんてことはない。

しかし、「監督の立場になってみて見る」という楽しみ方ができれば、あなたはワンランク上のプロ野球ファンだ!!

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