いくら守備面が良くても、打率が2割に満たなければプロの世界でレギュラーは無理なのが現実!
小林誠司の復活に期待している巨人ファンは多いはずだ。
2021年は27試合のスタメンマスク。主に菅野智之、山口俊が先発の時に起用されることが多かった。
強肩周知の事実。リード面の評価は難しいところもあるが、経験に裏付けられた信頼性も高い。
結局のところ、小林誠司のキーポイントはバッティングなのだ。
2020年は打率.056。2021年は.093。これではさすがにレギュラーを勝ち取るのは無理だ。
それは誰よりも本人が分かっているはず。「打撃については全てを変えなくてはいけない」と語り、オフは社会人時代に所属した日本生命のグラウンドに足を運んで徹底的に打撃練習を積んだという。
2021年の大城卓三が打率.231、岸田行倫が打率.182だった。
打率だけが打者としての評価ではないが、まず分かりやすい指標として打率がせめて2割を超えてこないとレギュラーはないだろう。ここが最低ライン。理想は2割5分欲しい。
とはいえ、2019年の小林誠司は打率.244を記録している。決して打率2割は高いハードルではないし、2割5分も無理な話ではないのだ。
まだ32歳。ノビシロは残されている。小林誠司ファンはキャンプ、オープン戦でのバッティグにぜひ注目して欲しい!
公開日:2022.02.15