昨年まで見られた不安定なコントロールは解消されて信頼感抜群のセットアッパーに変身中!!
5/12のDeNA戦。
エース・菅野智之が投げて、4番・岡本和真がホームランを打って、9回は守護神・大勢が締めて連敗ストップの勝利。
端的にこの試合を説明するとすれば上記のように記すことになる。チームの中心選手がしっかりと仕事をしてくれたということになる。
スポーツニュースでもこのように報じたはずだし、試合結果を知るということだけならこの情報量だけで全く問題はない。
しかし、巨人ファンには知っておいてもらいたい+αのことがある。
8回裏をしっかりと抑えたデラロサの存在だ。
顔もどこか似ている同じ助っ人外国人ピッチャーのビエイラが166kmを投げるのに対して、印象としては薄いかもしれない存在のデラロサ。
しかし、今シーズンここまで8試合に投げて防御率1.13という抜群の安定感。
大勢が防御率2.81なのと比べてみると、この数字の良さがより実感できるはずだ。
しかも、点を取られたのは3月のことで、4月からは今日まで無失点という抜群の信頼感。
どうしてもスポーツニュースでは8回を抑えたことが流れることは少ないが、巨人再浮上のキーマンとなることは間違いないだろう。
坂本勇人、吉川尚輝の離脱が厳しいことは間違いないが、それでも首位・広島とは1.5ゲーム差。今日から中日3連戦、そして来週は広島3連戦が待っている。
安心して8回を任せられるデラロサの存在が、1週間後には巨人を首位に返り咲かしているような気がしてならない。
公開日:2022.05.13