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【巨人】打率チーム2位、本塁打3位、打点2位。盗塁王争いでリーグトップを走る梶谷隆幸!

昨季は打率.323を残している梶谷隆幸

シーズンのおよそ4分の1。34試合を終えた時点で首位阪神と3ゲーム差の2位につけている巨人。ライバルの後塵を拝しているものの、18勝11敗5分けは悪くない成績だ。勝率.621は昨季リーグ優勝時の最終勝率.598を上回っている。

その巨人で右翼手として先発出場を続けているのが梶谷隆幸だ。横浜DeNAベイスターズから今季FA移籍の32歳。昨季はリーグ2位の打率.323を残すなどリードオフマンとして見事な活躍。しかし、その前2年間はいずれも41試合出場にとどまっており、獲得に疑問符を付ける声もあったのも事実だ。

だがふたを開けてみると、5月5日時点で打率.280はチームで2位。4本塁打はチーム3位タイで20打点はチーム2位。盗塁は9とセ・リーグ全体のトップを走る。昨季まで2年連続盗塁王の阪神・近本光司に2差をつけており、まずまずの成績といって良いだろう。

巨人では2011年藤村大介以降、盗塁王獲得者はいない

今季はチーム事情で1・2・3番を務めてきたが、4月27日以降は1番に定着。走力を最も活かせる打順である。梶谷隆幸は14年には39盗塁でタイトルも獲得している。巨人での盗塁王獲得となれば11年の藤村大介以来、10年ぶり。さらにその前となると93年の緒方耕一となり18年もさかのぼることとなる。

FA移籍した選手がタイトルを獲得する例は少ない。巨人で成功したFAとして名が挙がる小笠原道大も移籍直後の07年に打率.313、31本塁打88打点でMVPを獲得したが、主要タイトルは巨人では獲れなかった。

梶谷隆幸にはぜひ盗塁王の獲得を目指すとともに、好調阪神を追撃しセ・リーグの3連覇と日本一奪取に貢献してほしい。

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