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永峰咲希、清本美波も絶賛!テーラーメイドが『Qi10』ドライバーを発表。時代は慣性モーメント10,000超え!

Text:村木俊昭

ボール初速を落とさず高慣性モーメントを実現

 テーラーメイドからNEWドライバー『Qi10(キュー アイ テン)』シリーズが発表された。

 モデル名の由来は「Q=Quest(探求)」「i=inertia(慣性モーメント)「10=10K(10,000)」を組み合わせたもの。慣性モーメント10,000g·cm²を追求したドライバーという意味だ。

 『Qi10 MAX』は、クラウン部分の97%にカーボンを使用し軽量化。余剰重量を生かし、ヘッド後方下部にタングステン30gを内蔵することで深重心を達成した。
 ヘッド自体も、『STEALTH 2(ステルス ツー)』に比べてヘッド後方をルール上限まで、8mm伸ばした。投影面積が大きい形状になり、見た目のやさしさと寛容性が向上。
 新しいヘッド形状やヘッド内部の重量再配分により、テーラーメイド史上最高の10Kという高い慣性モーメント(上下方向と左右方向の合計値)を実現している。

 安定したインパクト、やさしさの指標となる慣性モーメントだが、本来、スピード(ボール初速)とは相反する力。ヘッドが大きいほど空気抵抗も増し、スピードは落ちてしまう。
 『Qi10』シリーズは、部分的にフェース面の肉厚を変えた60層カーボンツイストフェースを搭載。新開発のフレームとの相乗効果で、フェースの広い範囲でエネルギー伝達効率が向上し、ボール初速アップに貢献する。

 『Qi10』も『STEALTH 2』よりヘッド後方を4mm伸ばし、高い慣性モーメントを実現。21gのバックウェイトをヘッド後方に配置することで高弾道と適正なスピン量を生み、飛距離と直進性を両立している。

 ロースピンに特化したモデルが『Qi10 LS』。弾道調整機能『NEW エアロトラックスライディングウェイトシステム』を搭載し、ウェイトをより前方、低い位置に移動することが可能となり、ロースピンを実現する。

永峰咲希、清本美波も『Qi10』を絶賛

 発表会のトークセッションには、テーラーメイド契約選手の永峰咲希と清本美波が登場。『Qi10』シリーズの魅力をアピールした。
 『Qi10 MAX』を使用中の永峰は、
「このオフに入ってすごく調子がいいです。私自身も『曲がらないな』と思うんですけど、一緒に回っている家族だったりコーチが『いや、ほんとに曲がらないね』って、周りからの評価もすごい高い。冬のわりにはすごく飛んでますし、曲がらないし飛んでる。ほんとに助けられてます。
『MAX』はほんとに簡単というか、ボールが上がりやすいですし、構えやすさもあるので、ドライバーに苦手意識がある方だったり、悩んでる方はとりあえず『MAX』を打ってもらえば、慣性モーメントのよさを体感できるんじゃないかと思いますね」

 清本は『Qi10 LS』を使用。
「私がいちばん最初にびっくりしたのが、打感が今までと違って。球がロースピンなので強く感じます。(飛距離も)伸びてます。『LS』はすごい操作性がよくて、低スピンなので、自分が『あ、ミスった』って思ったのが(コースの中に)収まります。
 ボールが吹き上がっちゃう方とか、ヘッドスピードが速くてボールのバラツキが気になっちゃう方とかにすごくおすすめしたいと思います」

 価格は『Qi10 MAX』『Qi10』が95,700円、『Qi10 LS』は99,000円。いずれも2月2日の発売予定だ。

 また、同じコンセプトで開発された『Qi10 MAX』『Qi10』『Qi10 TOUR』のフェアウェイウッドとレスキュー(ハイブリッド)。番手別ヘッド設計によりどの番手も“飛んで曲がらない”『Qi IRONS (キュー アイ アイアン)』。レディスモデル『Qi10 MAX WOMEN’S(キュー アイ テン マックス ウィメンズ)』のドライバー、フェアウェイウッド、レスキューと『Qi WOMEN’S アイアン』も発表された。これらも2月2日の発売予定となっている。

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