スプリンターズS(10月4日 中山11R)芝1200m
秋のGⅠシリーズ開幕戦。芝1200m戦。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔411〕、2番人気は〔220〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔138〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1~3番人気で8勝。残る1回は、10年前の外国馬、ウルトラファンタジーが10番人気で勝ったもの。例外と考えてもよさそうです。
その一方で、昨年こそ3着に1番人気が来ましたが、残る8回の3着はすべて7番人気以下の伏兵となっています。
穴党には、3連単、3連複がお勧めのGⅠです。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、セントウルS組で〔533〕。このうち、連対8頭は4着以内の馬。3着の3頭については、人気、着順不問です。
その他、安田記念から〔110〕。17着と3着の馬。
高松宮記念から〔020〕。連対馬。
ヴィクトリアマイルから〔010〕。3番人気11着馬。
キーンランドCから〔114〕。4着以内が5頭に、2番人気7着馬。
CBC賞から〔100〕。勝ち馬。
北九州記念から〔010〕。4着馬。
京成杯AHから〔001〕。5着馬。
OPの朱鷺Sから〔001〕。1番人気1着馬でした。
馬券圏内27頭中、日本馬で前走掲示板を外していたのは4頭のみ。この4頭も、前々走は掲示板を確保していました。
特に連対18頭で見ると、2戦続けて4着を外した馬はいません。
また、日本馬の勝ち馬8頭には、芝1200mの重賞に勝ちがあり、加えて同年の重賞勝ちがありました。
2着9頭にも、芝1200mの重賞3着以内は必須です。
牝馬は〔244〕。
外国馬は〔100〕。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔011〕、4歳〔334〕、5歳〔332〕、6歳〔201〕、7歳〔021〕、8歳〔100〕。
4、5、6歳の順にいいようです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。
公開日:2020.10.01