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JRAビギナーズセミナー講師:長谷川雄啓の【京都大賞典】過去10年データ分析!

Text:長谷川雄啓

京都大賞典(10月11日 京都11R)芝2400m

芝外回りの2400m戦。

過去10年、1番人気は〔312〕、2番人気は〔213〕、3番人気は〔102〕。

6番人気以下〔260〕、2ケタ人気馬〔200〕。

馬連3ケタ3回に、万馬券3本。

この万馬券3本中2本は、9万馬券に5万馬券!荒れる時は極端に荒れるようです。

ステップレースを見ていきましょう。

まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。

宝塚記念から〔515〕。

天皇賞・春から〔022〕。

新潟記念から〔210〕。

その他、オールカマー、鳴尾記念から勝ち馬が。

前年のジャパンC、大阪杯、阪神大賞典、札幌記念から2着馬が。

安田記念から3着馬が出ています。

前走がGⅠ、GⅡなら、人気、着順は不問。GⅢなら、3着以内または2番人気までとなっています。

OPの丹頂Sから〔110〕。掲示板確保の馬。

3勝クラスから〔010〕。1番人気1着で、連勝中の馬でした。

連対20頭中、19頭に芝2000m以上での勝ちがあり、例外の1頭にも芝2000mの重賞での連対歴がありました。

また、連対20頭中、14頭に重賞勝ちが、残る6頭中5頭にも重賞3着以内がありました。

さらに、連対20頭中、19頭に京都芝での3着以内があり、勝ちがあったのは15頭。例外の1頭は、これが京都芝初出走の馬でした。

牝馬は〔211〕。

年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔352〕、5歳〔543〕、6歳〔103〕、7歳〔112〕。

5歳、4歳の順にいいようです。

過去10年の勝ち馬の馬番は、7、7、14、2、7、1、1、4、2、7番枠。

こちらも頭数が多くならないということもありますが、9頭が7番枠より内の馬。内枠有利を覚えておくといいかもしれません。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』

【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。

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