京都2歳S(11月28日 阪神11R)芝2000m
2歳限定の芝2000m戦。
重賞に格上げされたのが14年のこと。今年は阪神での施行ですが、データは京都で行われた過去6回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔101〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
頭数が少ないこともありますが、馬券圏内18頭は6番人気までの馬で占められています。
ステップレースを見ていきましょう。
札幌2歳Sから〔101〕。3着と1着の馬。
OPの野路菊Sから〔110〕。勝ち馬。
萩Sから〔020〕。連対馬。
1勝クラスから〔202〕。連対馬。
新馬勝ちから〔222〕。
未勝利勝ちから〔011〕。
馬券圏内18頭の前走は、すべて芝1800mか2000m戦。
前走で連対出来なかったのは1頭だけ。重賞の札幌2歳Sを1番人気3着から優勝した、18年のクラージュゲリエのみです。
馬券圏内18頭のすべてが、キャリア4戦以内。
また、掲示板を外したことのある馬は1頭もいません。
さらに、すべての馬に芝1800mまたは2000mでの勝ちがありました。
牝馬は〔010〕。
過去6年のうち、1~3番人気の中の2頭が馬券圏内に来たのが5回。1頭しか馬券に絡まなかったのは、第1回のみ(2番人気が2着)。人気馬中心で、馬券を組み立てたいところです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【レギュラー出演番組情報】
『ジンバナ』 毎週日曜よる8:54~9:00(BS-TBS)
【書誌情報】
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2020.11.27
オススメ記事
PREVIEW
ベイスターズの正遊撃手へと成長期待の森敬斗!