小倉記念(8月16日 小倉11R)芝2000m
芝2000mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔212〕、2番人気は〔031〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔334〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
1番人気がとにかく勝てない重賞でしたが、近2年は1番人気、それもトップハンデの馬が優勝しています。
ステップレースを見ていきましょう。
好相性の重賞は2つ。
七夕賞から〔323〕。掲示板6頭に、3番人気8着と6番人気6着の馬。
鳴尾記念から〔300〕。連対2頭に、10番人気13着馬。
その他、天皇賞・春から〔110〕。
ダービーから〔010〕。
皐月賞から〔010〕。
宝塚記念から〔002〕。
新潟大賞典から〔121〕。
マーメイドSから〔001〕。
エプソムCから〔001〕。
これらの重賞からは、人気、着順不問です。
OPから〔011〕。3着馬と3番人気7着馬。
3勝クラスから〔211〕。連対3頭に、1番人気4着馬です。
トップハンデは、10年で15頭いて〔224〕。
勝ち馬のハンデは57.5~52キロで、平均すると55.25キロ。
2着馬は57~53キロで、平均55.5キロ。
3着馬は58~53キロで、平均56.05キロ。
連対20頭のすべてに、芝1800m以上での勝ちがありました。
特に、近5年の連対10頭は、すべて芝2000mに勝ちがあった馬です。
連対20頭中、18頭に重賞掲示板があり、残る2頭のうち1頭はここが重賞初挑戦でした。
牝馬は〔101〕。
セン馬が〔211〕。
セン馬の頑張りが目立ちます。
最後に年齢別で見ておくと、3歳〔020〕、4歳〔430〕、5歳〔445〕、6歳〔014〕、7歳〔201〕。
5歳、4歳の順にいいようです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。
公開日:2020.08.14